10月20日・21日に幕張メッセで開催された「Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe.」のDay1に参加してきました。
今回のライブが最大級に素晴らしく、「これはライブレポートを書くしかない!!」という衝動に駆られたので、久々に書いてみることにしました。
開場が遅れた影響で40分ほど開演が押す中、若王子ルイによる影アナを経て、舞台の巨大スクリーンに今日の日付が映し出されます。日付が動き出し「2034年」が示されると、せりあがった舞台から姿を現したのは777☆SISTERS(篠田みなみ、高田憂希、加隈亜衣、中島唯、井澤詩織、清水彩香、道井悠、今井麻夏、大西沙織、中村桜、高井舞香、桑原由気)。
一列になって背を向けていた彼女たちが、「MELODY IN THE POCKET」のイントロで一人ずつ我々支配人(※ゲームでのプレイヤーの呼び名)の方へ振り返り、本編がスタートしました。7月の武道館公演のアンサーソングであるこの曲が1曲目に配置された意味を考えると、こみ上げてくるものがありますね。
足を後ろへ跳ね上げるダンスが可愛らしい「STAY☆GOLD」や、初期からのナナシスの定番曲「Cocoro☆Magical」と盛り上がるナンバーが続いた後は自己紹介MCへ。
芹沢モモカ役の井澤詩織の「モモカ、もう帰っていいかな~?」というおなじみのセリフや、久遠寺シズカ役の今井麻夏の「幕張メッセでもがんばりまっせ」という定番のダジャレもありつつ、今日のライブが「フェス形式である」という説明が行われました。
【#ナナシス】4th Anniversary Live 両日ありがとうございました🌸ナナシスのお祭り、楽しんで頂けましたか? 私も凄く楽しかったです!!心がきゅっとなりました☺️今日のこの気持ちを忘れないようにしたいな✨支配人のみなさん、沢山の応援と笑顔をありがとうございました! pic.twitter.com/qjRyuxRO9U
— 篠田みなみ (@minami_shinoda) 2018年10月21日
777☆SISTERSのMCが終わると会場スクリーンには「NEXT ARTIST」の文字が。次に登場したのは、作中の伝説のアイドル・セブンスシスターズ(水瀬いのり、渕上舞、前田玲奈、川崎芽衣子、黒瀬ゆうこ、辻あゆみ)。
クールで激しい「PUNCH'D RANKER」「WORLD'S END」を軽々歌いこなす6人はまさに伝説級でした。「WORLD'S END」のジャケ絵に忠実だった今回の衣装ですが、特に七咲ニコル役の水瀬いのりのパンツルックは群を抜いてカッコよかったです。
ルイ役の川崎のMCに女性支配人の黄色い声が飛ぶ一方で、ミト役の渕上舞が支配人に「渕上舞だよ~」と言わせたり、クルト役の黒瀬が「次のMCは……そこのメガネをかけた支配人!」とメモル役の辻に次のMCを振らずにボケる場面もあったりと、カッコよさとコミカルさが共存する面白い空間でした。
6人で歌うのは久しぶりの「Star☆Glitter」、そしてクラップの一体感が楽しい「Sparkle☆Time!!」と続き、ラストやはり彼女たちの代表曲「SEVENTH HAVEN」。イントロが鳴った瞬間の会場の歓声はひときわ大きかったです。
衣装解禁!
— 水瀬いのりinfo (@inoriminase) 2018年10月21日
過去最大にイケイケでした!
ボディペイントシールは
衣装さんチームのお手製!
レジェンドメンバー全員つけてたよ!
このあと22時からはメロフラ!
聴いてねーっ! pic.twitter.com/MzIySswjmF
「SEVENTH HAVEN」の余韻が残る中、次に登場したのはCi+LUS(山崎エリイ、田中美海)。「アイコトバ」と「シトラスは片想い」の2曲のみのパフォーマンスでしたが、可愛さの塊といっても過言ではない彼女たちの”ぽえきゅん”なパフォーマンスに虜になった方も多いことでしょう。MCでは「お兄ちゃん」「ご主人様」という呼びかけのほかに、「お姉ちゃん」「お嬢様」と女性支配人を狙い撃ちにしたセリフも。ゲーム本編では呼ばれない呼称のためか、女性支配人の黄色い声がとても多かったです。
2019年3月にCi+LUSの2ndシングルの発売が決定致しました!リリースがとても楽しみです*ˊᵕˋ*沢山の支配人さん達に聴いて頂けますように♪そしてナナシス 4th Anniversary Liveのブログを先程更新したので、もしよろしければご覧下さい♢エリイより♢ pic.twitter.com/yty6QH0GXT
— 山崎エリイ Music Info (@eriii_musicinfo) 2018年10月22日
可愛さを振りまいたCi+LUSの後は、彼女たちに触発されて急きょ結成されたスースとスミレのユニット・SUSUTA(きゅうとな)(清水彩香、大西沙織)が登場。「ラブリーオンリー」のアー写からそのまま飛び出たような衣装で、色やシルエットはもちろん、ハートの尻尾まで再現されててびっくりしました。
支配人たちに向けて甘い愛のセリフを発した後に、素に戻って半笑いになる2人が微笑ましかったですね。
SU♡SUTA(きゅうとな)
— 清水彩香 (@ayaka__shimizu) 2018年10月22日
支配人ー!初ステージどうだったー?
私達はすっごく楽しかったよ!
大西ちゃんには本当に安心感しかなくて…!
また一緒に歌えたらいいな(*´꒳`*)
支配人!私達のこと忘れちゃダメだからねー! #ナナシス pic.twitter.com/b30iCIyMNn
「(支配人たちの)夢の中で逢おうねー!」と言い残してSUSUTA(きゅうとな)がステージを後にすると、次に現れたのはLe☆S☆Ca(吉井彩実、藤田茜、植田ひかる)。青春の甘酸っぱさを感じる「ひまわりのストーリー」「タンポポ」の2曲を続けて披露し、MCでは衣装の話に。ひまわりがあしらわれた白・黄・青のLe☆S☆Caカラーのワンピースはキョーコ・レナ・ホノカのそれぞれのイメージに合わせてデザインが異なっており、細部まで見所が盛りだくさんな衣装でした。
3rdライブ以来となった「トワイライト」を歌い終わると、突然しんみりとしたBGMが会場内に響き渡ります。思わず「解散するのでは…?」と感じてしまうくらい静かな雰囲気の中、彼女たちが発したのは支配人たちへの感謝、そしてこれからへの希望の言葉でした。MCを終え、最後に歌われたのはLe☆S☆Caのデビュー曲「Yellow」。
「きっと心は遥か 遥か まだ遠くまで飛べるわ 叶えたい出来事が溢れてる」「叶えたい明日がもう待っている 信じてる わたし いま一歩ずつ今日を歩いてる」という歌詞は、MCを聴いた後ではより感傷的に聞こえてしまいますね。
二日間、、、
— 植田ひかる (@uedakousiki) 2018年10月21日
あっという間でしたね。...!
アニバーサリーライブ。
みなさん本当に素敵でした。
皆様のおかげで素敵な二日間でした!ありがとうございました(*´꒳`*)💦
今日はめずらしく急いでのっけてしまいましたが、
今日の楽しい思い出やひかりをどうかいっぱい持って帰ってくださいね。🌟 pic.twitter.com/qSGZnZE06F
エモさが残る中、次に登場したのはムスビとスースのユニット・NI+CORA(高田憂希、大西沙織)。「CHECK' MATE」のクールで熱いカッコよさにやられた人も多いことでしょう。
1stライブ以来となる2人の単独MCでは、「コール&レスポンスをしよう!」という流れに。
スース「会場のダーリーーーーン!」「そして!女の子ダーリーーーーン!」
ムスビ「私はスースみたいな持ちネタがないぞ!どうすれば…」
スース「ムスビは大好物の”あれ”を叫べばいいじゃない」
ムスビ「……えーっと、あれって……焼きそば―――――!!」支配人「パーーーン!!!」
というムスビの斬新なコーレスが面白かったです。
ちなみにその直後に「ムスビはすごく恥ずかしかったと思うけど、私は超やりたかったんですよ!」と興奮気味に話していた高田憂希も印象的でした。
💙NI+CORA💜
— 高田 憂希 (@sunflower930316) 2018年10月22日
CHECK'MATE & You Can't Win pic.twitter.com/83qmiGDsPW
続いて登場したのはSiSHの3人(清水彩香、道井悠、今井麻夏)。
新衣装はビビッドな水玉のスカートと頭の大きなリボンが特徴的で、彼女たちも「SiSHの今までの衣装とは印象が違う」とMCで話していました。水玉模様は1曲目の「さよならレイニーレイディ」を意識したのでしょうかね?
2曲目の「プレシャス・セトラ」は、サビのクラップと「テトエトセトラト」のコールが非常に楽しい爽やかな楽曲でした。
SiSH~!❤️💚💙
— 道井悠 (@michiiharu) 2018年10月22日
久しぶりのさよならレイニーレイディーとプレシャスセトラを歌いました!
MCはその場の雰囲気を見てって思ってたら麻夏さんが、前モデルウォークやったよねって言って😌
すかさずやる~💪
麻夏困惑、清水さんノってくれる、最高のバランスの3人✌️✨
プレシャスの手拍子もありがとっ! pic.twitter.com/b5UlxPOIN2
SiSHの出番が終わると、マイクスタンドやギター、ベース、ドラムセットが舞台に。次はナナスタが誇るロックバンド・The QUEEN of PURPLE(野村麻衣子、広瀬ゆうき、山本彩乃、巽悠衣子)の登場です。
7月の日本武道館公演でサプライズ披露された新曲「Clash!!」のイントロが流れると会場中のペンライトが一面紫に変わり、支配人たちの熱も最高潮に。CD音源ではメインボーカルはムラサキだけですが、ライブでは他の3人もパート分けして歌うため、「このパートでこのキャラが歌うのか!」という新鮮な驚きもあるのがQoPのライブの魅力の一つですね。
そういえば、マツリ役の巽が「QoPはMCが下手」と言った直後に、ファーブ役の広瀬が「A応Pとして幕張メッセに立てて」と無意識にQoPとA応Pの言い間違いをしていて、最高のフリだなと思いました(※広瀬ゆうきはA応Pのメンバー)
ナナシス4thライブ、ありがとうございました!QOPの一員として、ナナシスという作品に関わる1人として、二日間ステージに立つことが出来て幸せでした🌸
— 野村麻衣子 (@maikonomura102) 2018年10月21日
QOPの音楽を聴いてくれてありがとうございます🎤QOPはまだまだ!これから!です!ついてきて!🔥#ナナシス #t7s pic.twitter.com/2H4xgNkIO6
QoPのパフォーマンスが終わり、次のアーティストは作中のライバルバンド・4U(長縄まりあ、吉岡茉祐、山下まみ)。ビビッドピンクの服とド派手なサングラスをつけ、「4」「U」の人文字をしながらウメとエモコが登場するも、ヒナが特大ポップコーンをむしゃむしゃ食べながら登場するハプニング(?)もあり完全に出オチに。
ウメ「何食べてんのよ!」
ヒナ「だって食べたかったんだもん~えへへ」
エモコ「私は止めたんですけどね」
そんなコントがありつつも、1曲目の「Crazy Girl's Beat」のコール&レスポンスで会場の一体感をすぐに作り上げてしまうのはお見事。「セクシーランジェリーよ!」のコーレスは、1回やると癖になってしまいますね。
「TREAT OR TREAT?」が終わったあとの自己紹介タイムでは、
ヒナ「一応4Uのリーダーやってま~す」
エモコ「ほぼ100%の確率で(私が)リーダーです」
ウメ「私が生まれながらのリーダー!」
エモコ「からの?」
ウメ「か、からの? え、えっと……パーフェクトリーダー!」
エモコ「からの?」
ウメ「え、あの、えっと……、バーコードリーダー!」
エモコ「バカなんですね」
というようなやり取りも。MCや掛け合いも含めて「ゲームのキャラクターがそのまま飛び出してきた」ようなライブをするのが、4Uの魅力の一つですよね。
ナナシス FES in幕張メッセ!ありがとう!
— 山下まみ@まみみ (@yamashita_mami) 2018年10月21日
簡潔にいうと、
1日目は激しく険しくアツイ魂の叫びを。
2日目は激しさの中にポップさと尊さを。
持ち曲多いとやれない曲が出てくる。
でもね、大丈夫、いつか必ずまた歌える日が来るはず。
そう私は信じてる♡#ナナシス #t7s #4U広め隊 pic.twitter.com/6VGXmGwpk4
ラストを飾るのはもちろん777☆SISTERS。
「1!2!3!」の掛け声とともに777☆SISTERSが舞台袖から飛び出て始まる「KILL☆ER☆TUNE☆R」の楽しさは、何回聴いても色あせないですね。「2034!2034!We are 777☆SISTERS!」という全員合唱の一体感もたまりません。
「FUNBARE☆RUNNER」は4台のトロッコに乗り込んでのパフォーマンス。この曲の見どころである「バトン渡し」の振り付けはトロッコ間での指差しに変更されていました。トロッコになって、距離が離れてもしっかりバトンはやってくれるんだという嬉しさと、離れていてもバトンはつながるんだよというメッセージ性が受け取れてとてもエモかったです。
新情報の発表が終わり、ラストは全キャスト30人が歌う「スタートライン」。「転んでも(何度でも) きっとまた(会いにいくよ) 明日へのスタートライン」という歌詞は、確かにラストを締めるにはぴったりです。次の5thライブは発表されていないので、それに向けてのメッセージとも受け取れますね。
4th Anniversary Live
— 「Tokyo 7th シスターズ」公式 (@t7s_staff) 2018年10月21日
-FES!! AND YOUR LIGHT-
in Makuhari Messe
全2公演が終了いたしました!!
昨日に引き続き、本日も沢山の
支配人様にお越し頂き、
ありがとうございました!!
引き続き、「Tokyo 7th シスターズ」を
よろしくお願いします!!#t7s #ナナシス pic.twitter.com/6EjqPam3HY
ラストの挨拶後に春日部ハル役の篠田みなみと、七咲ニコル役の水瀬いのりがハグしているシーンも印象的でした。
ライブが終わったあと、イベントホールの2階客席に総監督の茂木伸太郎さんの姿が見えると、自然と「茂木!」コールが発生。総監督のコールがあるライブというのもなかなか珍しいですが、これもナナシスというコンテンツが愛されている証ですね。
Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live - FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe. 10月20日(土)セットリスト
1.MELODY IN THE POCKT / 777☆SISTERS
2.STAY☆GOLD / 777☆SISTERS
3.Cocoro☆Magical / 777☆SISTERS
4.PUNCH’D RANKER / セブンスシスターズ
5.WORLD’S END / セブンスシスターズ
6.Star☆Glitter / セブンスシスターズ
7.Sparkle☆Time!! / セブンスシスターズ
8.SEVENTH HAVEN / セブンスシスターズ
9.アイコトバ / Ci+LUS
10.シトラスは片想い / Ci+LUS
11.ラブリーオンリー / SUSUTA(きゅうとな)
12.ひまわりのストーリー / Le☆S☆Ca
13.タンポポ / Le☆S☆Ca
14.トワイライト / Le☆S☆Ca
15.YELLOW / Le☆S☆Ca
16.CHECK’MATE / NI+CORA
17.You Can’t Win / NI+CORA
18.さよならレイニーレイディ / SiSH
19.プレシャス・セトラ / SiSH
20.Clash!!! / The QUEEN of PURPLE
21.Fire and Rose / The QUEEN of PURPLE
22.TRIGGER / The QUEEN of PURPLE
23.Crazy Girl’s Beat / 4U
24.TREAT OR TREAT? / 4U
25.ROCKな☆アタシ / 4U
26.メロディーフラッグ / 4U
27.Lucky☆Lucky / 4U
28.KILL☆ER☆TUNE☆R / 777☆SISTERS
29.H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!
30.FUNBARE☆RUNNER / 777☆SISTERS
31.スタートライン / ALL CAST