アニソンブログ ア・ラ・カルト

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『平成アニソン大賞』に30曲追加できるなら何を選ぶ?

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「平成を彩ったアニソンを讃えたい!」という趣旨で開催された『平成アニソン大賞』。
アニソン評論家の冨田明宏氏、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記氏、日本最大のアニソンフェス「Animelo Summer Live」のゼネラルプロデューサーの齋藤光二氏などが選考員となり、3月1日に100曲が発表されました。

「残酷な天使のテーゼ」「Agape」「ハレ晴レユカイ」「God knows...」「only my railgun」「紅蓮の弓矢」「コネクト」「シュガーソングとビターステップ」など名曲がずらりと並んだ結果となり、筆者含め多くの人が納得する選考でした。
とはいえニコ生とYouTube Liveで行われた発表特番で「絞る作業が大変だった」と仰っていたように、どうしても100曲から漏れてしまった名曲もたくさんあります。
「この曲を入れるためにあの曲を外したのはわかる。でも…やっぱりこれは入れて欲しかった…!」という思考がよぎってしまったりもしたんですよね。

ということで今回は「平成アニソン大賞に更に30曲追加できるなら何が選ばれるのか?」ということを勝手に妄想し、記事にしてみました。
蛇足であることは十分承知しています!
でも、「これも平成のアニソン史には加えていて欲しい」という思いだけは選考員に負けないつもりです。

 

【選考の前提】

(1) 『平成アニソン大賞』の選考趣旨に則り、「1989年~1999年」「2000年~2009年」「2010年~2019年」の3世代で10曲ずつ、合計30曲を選曲
(2) 「平成の文脈を押さえる」という視点で選曲する。
(3) ノミネート発表特番での発言を最大限尊重する。
(例:『檄!帝国華劇団』をアニメの大賞として受賞させるのは少し違う など)

1989年~1999年

①YOU GET TO BURNING / 松澤由美(『機動戦艦ナデシコ』OP)

ルリルリ可愛いよルリルリ。イントロのトランペットの盛り上がり、フレーズが覚えやすいサビの歌詞など、今聴いても褪せない魅力がある名曲ですね。「KING SUPER LIVE 2015」での「YOU GET TO BURNING」→「Dearest」の流れは素晴らしかった。
特番内でも触れられていましたが、『ナデシコ』『学園戦記ムリョウ』『宇宙のステルヴィア』といった佐藤竜雄監督のアニメは大いに語られるべきだと思います。

  

②嵐の中で輝いて / 米倉千尋(OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』OP)

筆者が米倉千尋オタクということもありますが、それを差し引いてもアニソン歌手・米倉千尋は選ばねばなるまい。米倉千尋のデビュー曲であり最も有名な楽曲。知名度で双璧を成す「WILL」とも迷ったんですが、やはりこちらかなと。

「嵐の中で輝いて その夢を諦めないで」という歌詞は主人公・シローの「自分が隊長である限り、誰も死なせない」という理想とリンクしているほか、作品を知らない人が見ても前向きな応援歌として作られています。
ちなみに昨年行われたNHKの全ガンダム大投票のベストソングスでは第5位にランクイン。多くの人に今もなお愛されている楽曲です。

また90年代は販売費の回収が可能という観点からOVA作品の販売がピークの時代。『08MS小隊』はもちろん、『マクロスプラス』や『機動警察パトレイバー』、『ロードス島戦記』などの名作が生まれています。00年代以降は深夜アニメが一般的になっていくので、OVA作品の歴史を振り返るという点でも選出したい理由ですね。

 

③謎 / 小松未歩(『名探偵コナン』OP)

今も放送が続く『名探偵コナン』 の楽曲も名曲が多いので入れておきたい。
コナンの楽曲といえば「小松未歩派」「倉木麻衣派」「B'z派」「ZARD派」の4種類がいると思いますが、90年代に限定すれば小松未歩かなと個人的には思ったり。この曲は2015年にLa PomPonがカバーして再びコナンのOPにもなりましたね。

 

④だめよ!だめよ!だめよ!! / 椎名へきる(『YAT安心!宇宙旅行』ED)

特番でも言及がありましたが、声優アーティストで日本武道館公演を行った椎名へきるの活躍はもう少し評価されて欲しいところ。まぁ、選ばれた3人(林原めぐみ・坂本真綾・TWO-MIX)と比べると、「アニソン・アニメ主題歌」での知名度があまりないのはその通りなんですが。あとこの時代だと国府田マリ子も語られるべきなんですが、マリ姉はアニメよりはアニラジと一緒に語られる人だからねぇ。ツインビーパラダイスとか。難しいです。

 

⑤Wind Climbing~風にあそばれて / 奥井亜紀(『魔法陣グルグル』OP)

2016年にリメイクもされた『魔法陣グルグル』のOP。 正直、筆者の思い出枠がほぼすべてです。まぁ、ユーザー投票枠と同じと思ってください。。。

 

⑥微笑みの爆弾 / 馬渡松子(『幽☆遊☆白書』OP)

上と同じ枠その2

 

⑦CARNIVAL・BABEL 〜カルナバル・バベル〜 / TAKADA BAND(『BLUE SEED』OP)

立木文彦と三松亜美による音楽ユニットですね。メロディの力強さと2人のパンチのあるボーカルが見事に融合している1曲。ちなみに作曲はGRANRODEOの飯塚昌明が担当しています。
林原めぐみと高橋ごうによるカバー「CARNIVAL・BABEL・REVIVAL」も一緒に聴いてみるとまた違う魅力があって面白いですよ。

 

⑧バリバリ最強No.1 / FEEL SO BAD(『地獄先生ぬ~べ~』OP)

「不景気の時期はホラー映画が増える」というのはよく言われますが、90年代はバブルが弾けた直後の不景気ということもあって『リング』『学校の怪談』などが流行った時代でした。ほかにも「ノストラダムスの大予言」による世紀末に対しての終末観など、当時の雰囲気はとても独特なものだったのではないでしょうか?

そんな時代背景を映す鏡として『地獄先生ぬ~べ~』は必要かなぁと。ヒーロー要素もあるのでホラー全振りというわけではありませんが、トラウマになった妖怪も多かったし。メリーさんとか。

 

⑨もののけ姫 / 米良美一(『もののけ姫』主題歌)

アニソン大賞にジブリがなかったのは違和感でしたが、ジブリ作品って昔から作品に寄り添っている音楽ばかりですよね。その中でも『もののけ姫』は知名度はもちろんのこと、印象的な言葉の言い回し、米良美一の素晴らしいカウンターテナーなど、「短い時間でここまで惹きつけるか!」という要素ばかりだと思うんです。

個人的にはジブリ作品では『となりのトトロ』を入れたかったんですが、ギリギリ昭和なので今回は残念ながら対象外。

 

⑩PARTY☆NIGHT / D.U.P(『Di Gi Charat』挿入歌)

「平成の文脈」ということでは、ゲーマーズのキャラクターのみならず秋葉原の代表的なキャラクターとして長い間親しまれている『デ・ジ・キャラット』は入れて欲しかった。アニメの文脈で入れていいのか?と言われてしまうと微妙ですが、一応アニメは1999年~2003年まで散発的にテレビ放送されているのでいいかなと。

また、横浜アリーナでライブイベントを開催したり、今のキャラクターのライブイベントの先駆け的な感じもあるなと思います。D.U.Pの曲はもちろん、P.K.Oの曲も良い曲多いんですよね。
余談ですが、真田アサミと沢城みゆきを見出した木谷社長は本当に慧眼だと思います。

 

2000年~2009年

⑪Paradise Lost / 茅原実里(『喰霊―零―』OP)

アニソン大賞の声優ソング賞では「水樹奈々・堀江由衣・田村ゆかりという00年代女性声優御三家を選ばざるを得ない」という雰囲気がめちゃくちゃ伝わってきますし、筆者もそれは納得。ただ00年代後半から10年代前半を語るうえで茅原実里は欠かせないでしょう。

パラロスは茅原実里の代表曲であり、ライブでも最高潮に盛り上がる楽曲。炎が焚かれたステージでみのりんがマイクスタンドを傾けながら歌うシーンは何度見ても素晴らしいです。 

 

⑫Shangri-La / angela(『蒼穹のファフナー』OP)

言わずと知れたangelaの代表曲。ライブでタオルを使って皆で盛り上がれる曲でもありますね。 よっぴーも放送中に言ってましたが、angelaがこの年代で出ないというのは残念でした。(一応次の年代で「シドニア」を拾ったことでOKになった雰囲気になってましたが。)
この曲に限りませんが、angelaはatsukoさんの言葉選びのセンス、KATSUさんのフックのあるメロディとアレンジが絶妙ですよね。

 

⑬Precious Memories / 栗林みな実(『君が望む永遠』OP)

栗の子は入れたいよねという理由がほぼすべてですw 彼女のようにアニメ作品に真摯に向き合い曲を作って歌ってくれるアーティストはやはり讃えねばなりません。「翼はPleasure Line」や「Shining☆Days」と迷いましたが、この曲を外すわけにはいかないですよね。

また2015年以外のアニサマにすべて出場しているという功績も評価されるべきところ。

 

⑭サクラサクミライコイユメ / yozuca*(『D.C. 〜ダ・カーポ〜』) 

平成アニソン大賞の裏でやっていたという『D.C. ~ダ・カーポ~』ですねw ギャルゲー・エロゲ―の歴史では必ず触れられる作品ですが、アニメだとKeyとType-Moonが強すぎてあまり触れられない気も。アニソンという面ではyozuca*とCooRieの『D.C.~ダ・カーポ~』関連の楽曲は名曲ばかりですし、その後彼女たちがアニソン歌手、そしてクリエイターとしても活躍するきっかけになった作品としても大きいと思います。まぁ、「アニメではなくゲームの系譜では?」と言われてしまうと言葉に詰まりますが。。。

そういえばアニメの最初の何話分かで声優の実写シーンがあったのを思い出しましたが、あれは一体何だったのだろうか。

 

⑮For フルーツバスケット / 岡崎律子(『フルーツバスケット』OP)

「Agape」が選ばれたから選ばれていないのだと思いますが、こちらもやはり色褪せない名曲だと思います。アニメのOPらしくない優しくて静かな楽曲ですが、岡崎さんの魅力が存分に発揮されているし、なにより歌詞がとても素晴らしい。
「生まれ変わることはできないよ だけど変わってはいけるから」

『フルーツバスケット』は挿入歌である「セレナーデ」も良曲なんですよね。夾の透に対する想いがシンプルに伝わってくる歌詞は、いつ聞いても涙が出てきます。

 

⑯Future Stream / スフィア(『初恋限定。』OP)

TrySailがノミネートされたのになぜスフィアはないのかと小一時間。TrySailがあるのもスフィアの成功があってこそだと思うんだけどね。
「スフィアといえば?」ということでこの曲を選びましたが、活動年代は00年代ではなく10年代なのでここで挙げるのはちょっと違和感があるかも?

 

⑰あんなに一緒だったのに / See-Saw(『機動戦士ガンダムSEED』ED)

「梶浦由記が選出されていないのは納得がいかない」という理由で選びました笑
歌モノはもちろん『.hackシリーズ』『魔法少女まどか☆マギカ』『ソードアート・オンライン』『Fate HF』の劇伴など、アニメ音楽における梶浦由記の功績は計り知れません。

FictionJunction YUUKAの「暁の車」やKalafinaの楽曲も考えたのですが、石川智晶の歌詞の世界観がSEEDの雰囲気と見事に合わさっていたこの楽曲がやはり残るべきだなと。 

 

⑱空耳ケーキ / Oranges & Lemons(『あずまんが大王』OP)

ランティス初期の楽曲で必ず言及される曲の一つですね。ふわふわした浮遊感のあるアレンジ、一度聴いたら耳から離れない独特な歌声など、すべてが特徴的な1曲です。また作詞を担当した畑亜貴は、この楽曲がきっかけで注目されることになります。

『あずまんが大王』は「日常系アニメ」という言葉が定着するきっかけになった元祖とも言われる作品ですね。この作品以後の萌え系4コマ漫画はかなり影響を受けているはずで、『ひだまりスケッチ』『らき☆すた』などが生まれていくきっかけにもなっているのではないかと。

 

⑲スケッチスイッチ / 阿澄佳奈, 水橋かおり, 新谷良子, 後藤邑子(『ひだまりスケッチ』OP)

「まんがタイムきらら」連載漫画初のアニメ作品。日常系の系譜で選出したというよりは、「まんがタイムきらら」作品がアニメ化されるきっかけを作ったことを評価したいです。ひだまりがなければ『けいおん!』も『ごちうさ』もなかったかもしれません。 

楽曲としても、ゆの達ひだまり荘のメンバーの賑やかな日常を楽曲で見事に表していて、日常系アニメをキャラクターが歌うという基礎を作った一つではないかと。

恐らく『みなみけ』と被ったから選考から漏れたのでしょうが、『みなみけ』って日常系アニメ扱いで良いんだろうか?(個人的には『みなみけ』はコメディ枠だと思っているのですが。)

 

⑳DANZEN!ふたりはプリキュア / 五條真由美(『ふたりはプリキュア』OP)

子供向けアニメで『プリキュアシリーズ』は外せません。おそらく『おジャ魔女どれみ』を選んだから外れたのでしょうが、平成30年間のうち半分も放送されている作品の代表曲はさすがに入れたい。

「DANZEN!ふたりはプリキュア」の子供でも覚えやすいわかりやすいフレーズ、ノリのいいメロディなどが絶妙な塩梅で組み合わさっていると思うんですよね。

 

2010年~2019年

㉑オリオンをなぞる / UNISON SQUARE GARDEN(『TIGER & BUNNY』OP)

よっぴーが「全部田淵曲でも良い」と言っていましたがw、『TIGER & BUNNY』はアニメ史としてもアニソンを語るうえでも外せないと思います。
USGに関しては田淵さんがアニオタなので少し例外ですが、一般アーティストがしっかり作品を読み込んでアニメに寄り添った楽曲を書くようになったのは2010年代からが顕著だと思います。楽曲とアニメのヒットがその転機になったと言っても過言ではないかなというのが持論です。

 

㉒Can Do / GRANRODEO(『黒子のバスケ』OP)

なぜGRANRODEOが入っt(略
GRANRODEOの代表曲というのもありますが、女性ファンの多い作品としても入れるべきかなと。 今回の平成アニソン大賞は比率的には男性向け作品が多いと思いましたし。個人的にはアザセルがOP映像も含めて一番好きです。

 

㉓This game / 鈴木このみ(『ノーゲーム・ノーライフ』OP)

イントロのピアノからどんどん音が分厚くなっていく序盤の盛り上がり、「空白」の2人に寄り添った歌詞、サビの流れるような展開など、彼女の代表曲の一つですね。

鈴木このみ、というか彼女がMVPを取った「全日本アニソングランプリ」はアニソンの歴史を語るうえでは重要な要素だと思っています。「アニソン歌手」「アニソンアーティスト」という概念がしっかり形作られたのはこのオーディションが契機だったはず。

 

㉔タチアガレ!/ Wake Up, Girls!(劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』主題歌)

放送では「WUGは彼女たち7人の力だと思うから(アニソン大賞に入れるべきか?)」という話でしたが、筆者としては入れるべきだと思います。ライブを意識してアニソンが作られているという話が挙がるのであれば、ライブから逆輸入してアニソンやアニメに還元された作品だってあっていいじゃないかと思います。WUGだってそうですし、アイマスだってそうですよね?

 

㉕正解はひとつ!じゃない!! / ミルキィホームズ(『探偵オペラ ミルキィホームズ』OP)

作品発ユニットでありながら他作品の主題歌歌唱、実写冠番組の制作、様々な趣向を凝らしたエンタメ性の高いライブなど、今後このようなユニットは出てこないのではないかと思うくらい独創性の光るユニットだったと思います。

そして作品発ユニットで10年間も活動したという事実が何よりもすごいこと。メインストリームであるか?と言われるとそうでないかもしれないけど、語り継ぐべき声優ユニットだと思うんですよね。

 

㉖Hacking to the Gate / いとうかなこ(『STEINS;GATE』OP)

科学ADVシリーズは入れておきたいという想いがありますが、こちらも「ゲームの系譜では?」と言われたらそうかなとも思ってしまいます。でも、 この曲はアニメのための書き下ろし楽曲であり、「コネクト」と同じように「アニメの内容を知ると見方が変わる曲」でもあるんですよね。そんなアニソンの醍醐味を吸い上げたような曲でもあるので、個人的には入れて欲しかったなぁ。

 

㉗DreamRiser / ChouCho(『ガールズ&パンツァー』OP)

これぞ現代の王道のアニソンだと思えるまっすぐ背中を押してくれる歌詞、サビの盛り上がり、ChouChoの澄んだ歌声など、一つ一つのピースのレベルの高さを感じる1曲。

そして『ガールズ&パンツァー』自体が2010年代を代表する作品だというのもありますね。本編の面白さはもちろん、大洗の聖地巡礼、爆音上映での音響チームへの注目度のアップといった作品外の影響というのも無視できない要素。平成の文脈という意味では押さえておきたい。

 

㉘ジョジョ~その血の運命~ / 富永TOMMY弘明(『ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド』OP)

現在のアニソンがタイトルを叫ぶことがほぼなくなったなか、超王道のアニソンとして熱く「ジョーーージョーー!!」と叫ぶことができる貴重な楽曲。第3部のOP『STAND PROUD』とも迷いましたが、やはり第1部があってこそだと思いますので。

また『ジョジョ』のアニメとしての成功が現在のリバイバルブームの先駆けでもあると思います。

 

㉙オルフェ / 宮野真守(『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』OP

声優ソング部門ではすべて女性声優が占めていましたが、男性声優のアーティスト活動で大々的な成功を収めている宮野真守は入れるべきではないかなと。 GRANRODEOやOLDCODEXのようなバンド活動ではなく、ソロのアーティストとしての評価。もちろん、マモの前にも森川智之や森久保祥太郎など男性声優の音楽活動はたくさん行われていますが、さいたまスーパーアリーナ公演まで行ったソロの男性声優は彼が初めてですしね。

「オルフェ」か「シャイン」かで迷いましたが、ここは無難に1期OPで。

 

㉚ときめきエクスペリエンス! / Poppin'Party(『BanG Dream!』OP)

2010年代後半を語るうえではバンドリは外せませんね。『ラブライブ!』で確立された「キャラクターと舞台上の声優とのシンクロ」を更にひとつ押し上げた作品ですし、現在進行形で人気を拡大し続けているコンテンツでもありますし。

楽曲は「アニソン」という枠なので無難にOPにしましたが、個人的には「ティアドロップス」を推したいところ。

 

 

 


というわけで、筆者のノリと勢いで書いた妄想記事でした。おそらくこれらすべて選考員では俎上に載せてはいるんだろうなとは思います。徒然と書きましたが、一応筆者はアニソン大賞の結果には納得はしていますからね。

とはいえ100人いれば100人の平成アニソン大賞がありますし、上の追加30曲にも納得いかない人も多いことでしょう。見方を変えれば、多種多様で素晴らしいアニソンが平成の間で多く作られていた証左でもあります。

気が早いですが、次の元号でも素晴らしいアニソンが聴けますように!