アニソンブログ ア・ラ・カルト

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2017年夏アニメ OP・EDを見てみよう!その2

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夏アニメのアニソン紹介記事第2弾。CD発売後のインタビューなどを読むと、楽曲制作の裏話とかも見れて面白かったりしますよー。 

第1弾、第3弾はこちら

※OP・EDのアニメ映像が見つからない場合はアーティストのMVで代用しています。

Fate/Apocrypha

『Fate』シリーズのスピンアウト小説のアニメ化。赤陣営と黒陣営の聖杯大戦は1話たりとも目が離せませんね。

OP「英雄 運命の詩」を歌うのはEGOIST。ちなみにEGOISTがノイタミナ枠以外のアニメ主題歌を歌うのは初めてだったりします。重厚だが繊細なゴシック調アレンジは、1回聞くと忘れられないくらい特徴的ですね。

Fateシリーズおなじみのサビでの英霊たちの戦闘シーンは見ごたえ抜群。モードレットとジャックちゃんの戦闘シーンで獅子劫さんも参加してるとことか、何回も見返してしまいます。

ED「Désir」(デジール)を歌うのはGARNiDELiA。OPとは打って変わって、こちらはジャンヌ1人のみをフィーチャーした映像となっています。映像と歌詞の内容的にジャンヌ目線なのかなと思ってしまいますが、CDのジャケットはジークフリートなんですよね。作詞したボーカルのMARiAさんが次のようにつぶやいているので、またフルver.を聞くと印象が変わるんでしょうかね?

 

ボールルームへようこそ

月刊少年マガジンで連載中の人気コミックが原作のボールルームダンスアニメ。 

OPを担当するのはUNISON SQUARE GARDEN。「10% roll, 10% romance」はユニゾンらしい疾走感抜群なナンバーとなっています。特にサビの「Take me out!」の部分からの流れは、ダンスの描写も相まって思わず身体が動いてしまいます。

歌詞は様々なキャラクターの視点が交錯しているように感じますね。冒頭の「1sec でコンタクト」の部分は作品全体、Bメロは仙谷、サビは多々良かな?アニメにリンクした歌詞でありつつ、「君がどんな風に世界と踊るのか もったいないからちょっとずつ教えて欲しいんだ」などの言い回しは、ユニゾンらしさ全開で素晴らしい。

ED「Maybe the next waltz」を歌うのは小松未可子。OPの疾走感とは対照的に、タイトル通りワルツのようにゆったりとした楽曲です。曲調的にはアニソンっぽくはありませんが、ダンス中の一瞬の時間を詩的に表現していてとても叙情的。みかこしの柔らかくも伸びやかな歌声も素晴らしいですね。楽曲制作は音楽プロデュースユニットのQ-MHzが担当。Q-MHzの引き出しの多さは改めて驚きです。

 

活撃 刀剣乱舞

大人気ブラウザゲーム『刀剣乱舞』がシリアスな脚本でアニメ化。ufotableの素晴らしい作画と戦闘シーンは本当に見ごたえがありますね。

OP「ヒカリ断ツ雨」を歌うのは斉藤壮馬。 アニメの展開に合ったシリアスな楽曲で、歌詞の「それでも今進むなら 鼓動を止めて 偽善と呼べばいいだろう」など、今後の展開が若干不穏なことを予感させるのがハラハラさせられますね。ちなみに2番の歌詞はもっと不穏ですよ。

OP映像はさすがufotableと言うべきでしょうか。サビ部分の兼定や鶴丸の動きなど、1分半の間にいくつも魅力的なカットがあり、これだけで何周もできてしまいます。

ED「百火繚乱」を歌うのはKalafina。「Kalafinaが主題歌を歌う作品は何かが起こる」という噂が広がってしまっていますがw、それに違わぬ展開になってしまっていますね。。。歌詞も「滅びへと駆け抜ける光放つ刃」など、こちらもOPと同じく少々不穏な言葉が並んでるのも気になるところ。

Kalafinaの3人のハーモニーは今回も素晴らしい。梶浦さんのサウンドとしては珍しくイントロで和笛の音が入るなど作品の世界観にかなり寄せているなぁと感じました。

 

最遊記RELOAD BLAST

6年ぶりとなる最遊記シリーズのアニメ最新作。声がまったく変わってなかったり、「うら最」があったりと、昔からのファンには嬉しい要素が満載です。

OP「move on! イバラミチ」を歌うのはGRANRODEO。最遊記シリーズの楽曲を歌うのは初めてです。ロデオらしい激しいロックと、三蔵たち一行の破天荒な雰囲気が抜群にあっていますよね。

ちなみに「拠り所」の部分は元々はもうちょっと物騒な歌詞だったそうですが、変えてくださいと言われて今の形になったんだとか。

ED「リフレイン」を歌うのはロックバンドのラックライフ。イントロのギターリフがめっちゃカッコいいですよね。ED映像は一行のこれまでの過去の映像がダイジェストで描かれています。新規の人もこれを見ればなんとなくわかるかな?

 

将国のアルタイル

月刊少年シリウスで連載中の人気戦記漫画が原作のアニメ。

OP「螺旋のユメ」を歌うのはシド。いつものシドの曲と比べると展開が複雑ですよね。普通はAメロ→Bメロ→サビですが、今回はAメロ→Bメロ1→Bメロ2→サビという形で、かつ冒頭のメロディはBメロ2。そんな複雑な展開ではありますが、その分1回聞いただけでその異国情緒あふれる音やメロディのキャッチーさに引き込まれてしまいます。

ED「たいようの哀悼歌(エレジー)」を歌うのはFlower。EXILE系のアーティストはアニソンをあまり歌いませんが、彼女たちのアニメタイアップはこれで3回目。壮大で広がりのあるアレンジと、伸びやかな歌声が作品の余韻を引き立てていますよね。

映像はマフムートがとても美しい。初見で女性キャラと見間違えてしまう人がいても不思議じゃないと思います。

 

バチカン奇跡調査官

宗教とミステリーの組み合わせは鉄板ですね。

OP「MYSTERIUM」を歌うのはSCREEN mode。コーラスのゴシック感や教会音楽っぽさなど、スクモとしては珍しい楽曲だなと感じます。今回は作詞を畑亜貴さんが担当していますが、ダークな雰囲気の表現はさすがだなと思いますね。ちなみにインタビューでは2人とも歌詞が畑さんからの私信だと思う部分もあったそうで。

EDを歌うのは岡本信彦。ソロとしては自身初のアニメタイアップで、 アニメでも平賀・ヨゼフ・庚役で出演しています。

OPのダークな雰囲気とは異なり、ゆったりとした明るめなバラード。平賀とロベルトの2人でご飯食べてるところは平和でいいですね。

作詞は少女病が担当しています。岡本信彦と少女病という組み合わせはなかなか珍しい。